世界征服一直線 おうのなかのおうのワナ

りゅうおう「ゆうしゃになった理由は?」
ゆうしゃ「スキルアップのためです!」
りゅうおう「ラダトームではスキルアップは難しい?」
ゆうしゃ「モンスターもほとんどいないですし、無職に近いので・・・」
りゅうおう「強いモンスターがいないというのは冒険として致命的ですね・・・(同情的に)」
ゆうしゃ「フロンティアが存在しないのは町としてどうかと思います。」
りゅうおう「ただロトの血筋を引いてるってだけで、無職じゃぁ将来性もないですしね。(まっとうなラダトーム市民を批判するように)」
ゆうしゃ「そうなんです。それでゆうしゃになろうと思ったんです。(同意されて嬉しそう)」
りゅうおう「そんな町じゃ郷土愛なんかないでしょう?(さも当たり前のように)」
ゆうしゃ「そうですね。じつは全くないです。(笑)」
りゅうおう「太陽の石とか雨雲の杖とか、取れるだけ取って売ってやろうとしか思いませんよね。(笑)」
ゆうしゃ「ええ、まぁ誰もモノホンとは信じてくれませんでしたけれどね。(笑)」
りゅうおう「姫を救い出す意欲も落ちますよね。ローラ姫との会話とか億劫になりませんか?(笑)」
ゆうしゃ「わざと"いいえ"と答えて、『そんな・・・ひどい』を何回も言わせたりして・・・(笑)」
りゅうおう「そーだよねえ、アノ女ウザいよねぇ(笑)いやー、君とは気が合うなあ・・・、わたしは実を言うと君のような若者の登場を待ってたんだよ・・・どう? 僕との共同経営者にならない? 利益の半分をあげるよ! 」
ゆうしゃ「         >> はい
                いいえ
・・・・・ピッ

はい!よろこんで!」
りゅうおう「では、あなたに僕の連絡先を教えよう!これを書き留めておくんだぞ(笑)。あなたの めんせつは おわりました。さあ ゆっくり やすんでください! わあっはっはっはっ」
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  『不採用』