Sirouts博士、病室で呟く

なぜ電車ではしゃべってエレベータでは黙るのか?
同じ密室なのに?
プライベートバリアといって、共通のコミュ行動をとる場合、それに加わらない人がそのエリア(プラバリ)にいることはふさわしくない。
そこで空間的に集まることで、部外者に伝わらないレベルまで音声の音圧を下げ、コミュ行動を共にするものだけにメッセージを送る。
ところが、エレベータ内は密室かつ、空間的に部外者も共有者も同じ空間に存在し、機密性が保たれない。プラバリの維持に必要な空間を確保できない状態。
ところが電車内では、電車の騒音により確保できる空間がかなり狭くても部外者が情報を聞きつけることができる範囲はさらに狭い。そのため、プラバリの範囲を非常に小さくすることが(騒音のおかげで)可能。故に満員電車でも、そうとう周りが静かでない限りリーマン同士でだべることができるのであーる。
あ、出た、看護婦さーん、
看護婦さーーーーん、ちょっとぉおお!あの、出たんですけどぉーー!
あのー、看護婦さぁああああーーーん!!!!!。
(※このあと、看護婦さんはスタッフ同士でおいしくいただきました。)