ヒロシ君「うそだ、うそだ!!はてなブックマークはひとがかいているんだい!えーーーん!!」

案内係「はーい、お兄さん、初めて型通りに「えーーーん!」と泣くお友達を見たよー。あ、誰かと思ったらやっぱりヒロシ君だねー。よっぽど命が惜しくないんだねー?はい、みなさーん、注もーーく!これからヒロシ君の疑いを晴らすために次のお部屋をのぞいてみよう!そこがヒロシ君の最期のお部屋になるかも知れないからねー。
ほら、あそこで、白い無菌服を着たおじさんたち二人が手をふっているよねー?さぁさぁ、ヒロシ君も最期の風景なんだからちゃんと見てねー。あの二人が工場長の近藤さんとプログラマーのnaoyaさんだよー、あの二人が はブのシステムを維持してるんだ。だから、ヒロシ君がおもってるような、インターネットのむこう側に人がいっぱい居るなんていう考えは幻想なんだよー。君たちが はてなユーザだとかブロガーだとかおもってたのはみぃーんなここの工場のAIたちなんだ。「はてなに中の人などいない!」というのは本当だったんだよー。だからカリスマブックマーカーだとかいわれてるkanoseさんも、kiya2014さんも、sugioさんも、nobodyさんも、wetfootdogさんも、uguisyuさんも、laisoさんも、みんなみんな実はAIだったんだー!そうそう、その表情!その夢や幻想を打ち壊された時の君たちの苦痛に歪んだ表情を見るたびにお兄さんはどんどん元気になっていくんだ。もちろん下のお兄さんもね、おっと、まだこの冗談は君たちには早かったかなぁ?ニヘェ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ・・・
ん?、どうしたんだ?あ、おい、何やってるんだ、おい、なんでnaoyaが近藤を殴ってるんだ?あ、おい、うわ、近藤工場長が機械にまきこまれていk・・・なんてことだ・・・、ん?naoya、今度は何をやってるんだ、早く止めなければ!あ、おい、そこは生産管理室だぞ、おい、あ、なんかシステムを勝手にいじってる・・・あ、なんかあたらしい記事がどんどん生産されていくぞ・・・ん?なんだあれは・・・は、は、はろ・・ハロッピー?うわ、すごい勢いで訳のわからないはろぴーなんたらとかが生産されていく、(強化ガラスをドンドン叩きながら)おーーい、おーーい、ヤメろぉー、はブ生産システムが狂ったら大変な事になるぞーっぉ!おーい、やめr


3分後、はろぴー記事の過剰生産で はてなブックマーク工場は爆発した・・・
唯一生き残ったヒロシは「あこギ〜ナ」と名を変え、本当の"はてな"探しの冒険へと旅立つのだった。
                 <完>