サブアカウント問題はクローン人間問題である

ある日、突然、君は黒ずくめの、それこそ名探偵コナンに出てくる
犯人役のような全身黒タイツな人たちに攫われ、拘束されてしまう。君はわけもわからないまま、
拉致されたワゴン車内で、男たちに衝撃の事実を告げられる。
「おまえは実はサブアカなんだ。」
ガーーン。である。完全なガーーンである。それはポカーンでもポワワーンでもなく完全な「ガビーン」である(変わってるやんけ
どうだろう、いつも、自分はメインアカウントだと疑いもせずに日常生活を
送っていた君がもしも、メインではなくサブだと告げられたらどんな気持ち
になるだろう。まさにオマエは誰それのクローンだと名指しされるのである。
私にはこのアイデンティティが崩壊する苦痛を知らない。なぜなら、自分がクローン人間でないことを本能的に信じているからだ。
しかし、ホテントリに登録されるという「アイランド」に行けるとウキウキしていた矢先に、
自分が誰かのクローンであると告げられるのだ。これ以上の苦痛と恐怖と不安を私は想像できない。
故にテラアニ師匠のこのアイデアには大賛成である。