ブログにおけるケとハレ

以下、オチもオモシロフレーズもなし(つまりいつもどおり)でお送りします。


常々、ウケるブログを目指す当方としましては、リンク元を見て、いつも崩れ落ちているわけですが、殆どの人気サイトを見ると「オレとそーかわんねぇじゃん?」というエントリが挙げられており(←思い上がり)、じゃ、人気サイトとウチのサイトでは何が違うんだろうかという疑問が生じてくるわけです。
で、結論。
人気サイトはもともと人気サイトではなく、やっぱりピヨピヨ言ってた時期っつうのはあると思うんですよね。で、じゃぁどーやって大きくなったかというと、みなさんココで勘違いされていると思うんですけど、線形的に読者数が増えていったわけじゃないと思うんです。結局、読者がドットくるようなヒット作が偶然であれ、恣意的であれ挙げられることになり、
「お、このサイト面白いな・・・」
という固定客がついた状況があったと思うんですね。この"ハレ"の状態によって一時的に該当サイトというのは賑わうのですが、それもこの流れの速いインターネットの世界、長続きしないんですよね。
じゃ、固定客を確実に増やすにはどうすればいいかというと、普段の"ケ"の時に反応がなくても読めば何かしらの興味を引くような地味だけど人を惹きつけるエントリを普段から書いておくということだと思うんです。
結構、"ハレ"の状態にサイトがなった経験って、まぁある程度サイト・ブログをされてる方ならあると思うんですけど、ここがちょうど分かれ道で、一見客が該当サイトの過去ログを見て、「おほほ、おもろ」と思えば固定客になるし、思わなければ固定客も増えないわけです。そして、この固定客が一定数に達すれば、他の大手サイトからリンクされるなんて事もあって、これによってさらに大きな固定客に恵まれる可能性が出てくるわけです。
なので、僕が予想するに、たぶん、ホントにたぶんですよ、人気サイトっつうのはそーゆうハレによって客を呼び、ケによって繋ぎ止めることが出来たサイトだと思うわけです。だから、来客数の数をグラフにしたら、ハレでガッとあがって(ハレ期間)、ちょと下がり気味になって(ケ期間)またガッとあがって少し下がってを繰り返す非線形的な増加を辿ってるのではないでしょうか?
この辺勘違いされてる方はTBを大手サイトに送りまくって人工的に”ハレ”の状態を作っておきながら、周辺エントリに力を入れてないが故に固定客がつかず、寄せては返す波のようにサーッと読者数がもとの木阿弥になってしまうと思うのです、たぶん。
ちなみにウチはTBは送りませんが、はブ*1ホテントリでハレと元の木阿弥状態を繰り返しております。いやホテントリがあれば良い方で無いような日が殆どで・・・