黒木「具体的にはどういうことですか?」

ako「わかんねぇかなぁ、フレキシブルに情報にアクセスできるという事は書き手という縛りにエントリが拘束されないという話はしましたね。逆に言えばこれは読み手がいつでも書き手に変化し得るということなのです。書き手を目指す人々は常に自分のアイディンティティに言及される恐怖と戦ってきました。ところが、書き手の個性がエントリの一属性でしかなくなった世界では、先のような心配は非常に希薄になります。故に、IPアドレス問題や匿名問題などは全て読み手と書き手の境を無効化するための葛藤だったと私は考えています。肛門痒い」