「アコギ」 - また舞い下りちゃった天才 - はてなブックマーク編

品兆はアコギの手牌を後ろから見ながら、内心焦りはじめていた。最初こそfav数13ながら、アコギは蒙碑組の代打ち・乙根と対等と打ち合うどころか、役の上では乙根を凌ぐ程であった。しかし、やがて[揉め事][無断リンク][これはヒドイ]などの派手な揉め事役で和了っていたアコギよりも着実な[web2.0][ajax][lifehack]などのレギュラーなエントリ役で乙根は和了り続けた。そして遂に乙根は合計ユーザ数でアコギを徐々に引き離していった。
「おい、このままじゃ、お前・・・!」
品兆の問いかけにもアコギは答えなかった。その様子を伺いながら、乙根はひそかにほくそえんでいた。
アコギ君、君はよくやった。確かに君は実存がらみや、真ひきがらみの普通の素人じゃできない和了り方をしてきたかも知れない。だが、そんな君が見捨てるであろう、一見、屑牌に見える[web2.0]や[php]牌でも、その応用の広さから確実にユーザ数を持つエントリ役で和了る事が出来るのだよ。所詮、はてなユーザは学生や情報系企業のリーマン小僧ばかり。ホテントリは論文の書き方やプログラムの話題に偏りがち。故に屑牌に見えるこれらの牌が実のところ勝利への最短経路なのだ。だが、君は今のままでイイ。せいぜい話題性の高い揉め事や[ネタ][アタマオカシイ]などのお笑い関連役を揃えていけばいいさ。悪いが、君には沈んでもr
「ロン、[はてな][しなもん][jkondo][IT戦士]スタッフ一色で ITmedia、-『 はてなという変な会社』で412user満貫!」
そんな、バカな と乙根は目を疑う。今までの流れからしてアコギには[しなもん][あとで読む][豆腐5丁]などの屑手になっていることは確実であった。事実、後ろから見ていた品兆もまさかアコギが[しなもん]流しで牌を揃えるとは予想していなかった。普通なら[豆腐5丁]流しで[死ねばいいのに][これはヒドイ][はいはいわろすわろす]などのスキャンダルエントリ役を狙いに行くところだが、アコギはそうはしなかった。相手の[blog][リテラシ]鳴きを警戒するところを、捨て牌となるべき[しなもん]を始めとして、ツモ山を通して乙根から流れてくるはてな関連牌を確実に揃えていったのだ。
「な、なぜ・・・そんなことが!?」
「アンタは着実さを重視するあまり、大事なところを見てなかったのさ。
"はてな"という会社がユーザにとても愛されている・・・という事実をね・・・。」


しかし、勝利のあと、アコギはいつも思う。
「・・・通報バトンはやりすぎだろw」