或る はてな中毒患者の日誌 その2

  • AM10:00 朝食後の薬を飲む。薬を飲んだことを確かめてもらう
  • AM11:30 また、例のTB拮抗剤の副作用が襲ってきた。TBをされると無断リンクされたような感覚が私を苛みはじめる。思わず、

「TBする時はコメントかメールで断りを入れてください!」
と叫んでしまい、同室者に振り向かれる。恥ずかしい。

  • AM11:45 この苦痛が耐えられなっかたので、仕方なくナースコールで看護士を呼び、リンク安定剤を点滴してもらう。
  • AM12:30 昼食後、配膳の後片付けを手伝いながら、午後のリハビリ予定を確認。
  • PM13:30 掃除のあと、主治医に呼び出される。どうやら翌週から新しいリハビリのローテーションに入るらしい。内容を聞くと、私はそのおぞましさにゾッとしてしまう。なんと、あのドリコムブログを開設して、徐々にはてなからの離脱を図っていくというのだ。

嫌だ、あんな運営側のアナウンスもないのに勝手に仕様が変更されるブログは絶対嫌だ。
リハビリプログラムを聞いた途端、暴れだした私を押さえ込むため屈強の看護士が2,3人で私を囲みこみ、沈ウェブログ剤を投与した後、安静室に運ぶ。よっぽど暴れたらしい。その後の記憶は無い。

  • PM17:00頃 ぼんやりと目を開けると、安静室の壁紙が見える。壁紙の模様が最初、はてな記法に見えた。時間を知ろうとしたが、時計が無いので正確な時間はわからない。しばらくして、看護士が入ってきて、拘束服を解いてくれた。そこでリハビリプログラムが再び元に戻ったことを告げられ、胸を撫で下ろす。
  • PM18:00 状態が安定してるので、「克服の会」に出席することが許される。昨日は分からなかったが、司会兼議長を務める小柄な女性は名前を「アイカワイズミ」というらしい。何故かその名前が記憶の底にひっかかるような気がする。
  • PM19:30 安静室にいたため、私だけ遅れた夕食をとる。配膳トレーにスプーンを向けて携帯がわりに写真を撮るしぐさを看護士に咎められる。その後、いつもどおり抗はてな薬を飲む。苦いし、ニッキ臭い。
  • PM20:45 就寝時間まじかなので看護士が見回っている。隣の品川さんがモバイル投稿してるのがバレ、携帯もろとも、愉説室へ連れて行かれる。

はぁ、明日はどんな日だろうか。