サンプル力("か"じゃないよ、"ちから"だよ)

基本的に情報を人に伝える時に一番必要な能力って何かという命題がありまして、そのひとつ、てか大部分がサンプル力だと僕は思うのです。
だって、どんなに道筋を通して、噛み砕いて説明するより、ひとつの例え話をした方が抽象的概念を他人に伝えることができたりするケースがヨの中には結構あるんじゃないかなぁと。
だから、宗教指導者であるキリストやブッダはあんなに例え話ばかりしてたんじゃいないかなぁと思うんです。だって、一般の人たちが難しい抽象概念を日常で考える機会なんて殆どありませんから。
だから身近な話題を例に説明されると急に課題の本質が見えるっつうことはよくあると思うンです。
で、結構、このサンプル力(適切な例をすぐに思いつく発想力)
って、諸刃の剣で、なんだかグダグダの論旨も優れた例えでまっとうに見せかけることができちゃうんですね。
で、もし僕にサンプル力があればここで「ダメな論理を真っ当に見せかける例え」がすぐに思いつくのでしょうけど、思いつかないので、ここらでドロンしようと思います。