つべこべ言わずに邪宗門を読め

チミ、チミ、ちょっとソコのチミ、
チミだっつの、ライトノベルばかり読んでるきみだよ、ホラ。
どうせ、あれだろ、なんか漫画が表紙の小説で
主人公が浮かんだり、跳ねたり、爆発したりするやつだろ、よくワカランけど。
そんなモン読んでないで、これを読みなさいよ、「邪宗門」。
これはね、「シグ○イ」なんか目じゃないほどの
カッコイイ堀川の若君がね、アヤシイ黒衣のバテレン野郎と対決するハナシでね。
この堀川の若君がまたイイエピソード満載なんだわ、ウン。
またライバルのバテレン野郎も実は幼馴染かもしんないという伏線も張ってあって、イイ感じなんだ、コレが。
だから、まぁ、騙されたと思って読んでミタマエよ、チミ。ハリポみたいに魔法も出てくるから。
そこら辺のラノベなんか裸足で逃げ出して財布も忘れて買い物しちゃうくらいの結末なんだから、ホント。
こんな結末ねぇっての、普通。
これを超えるどんでん返しを私は知らない・誰も知らない・星になった少年
つか、わたしゃ、このラストで泣きましたよ、悔しくて。エエ、恥ずかしながら。
ホント、びっくりするから読んでください、マジおススメ「邪宗門


あ、あと、忘れちゃイケナイのが、この「邪宗門」のエピソ1にあたる「地獄変」。
これに出てくる絵師ジジィもイカれててイイ感じなんすよ。とにかく二つまとめてドゾッ!!

地獄変・邪宗門・好色・薮の中 他七篇 (岩波文庫)

地獄変・邪宗門・好色・薮の中 他七篇 (岩波文庫)

最後に一言


「ふざけんなッ、芥川ぁ〜!!」