↑さすが、ブクマ話題だと即効で3userかぁ

一応、ここの更新が遅れてるのでとりあえず的なものを上げてみた。
ただ、ファーストインプレッションが「意見」として人の同調意識に強く影響を与えるのは確かだと思うので、この手法はある程度のカスタマイズさえすれば他にもいろいろ応用可能な気がする。
例えば、コミュニケーションにおいてもこれは適用可能で、大体において一番最初に発言する奴がその場の空気を支配することが多いのも同じことだと思う。
他にもブログにおいてよく言われる、エントリのタイトルが掴みとして重要だというのも同様で、効果的なタイトルは読み手を容易に惹きつける反面、センセーショナル過ぎると誤読される可能性も出てくる。
つまりタイトルの印象とエントリの内容がマッチしている場合は効果的タイトルは読み手の理解を促進するが、逆にタイトルとエントリの内容にディストーションが生じている場合*1、読み手の意識がミスディレクションされてしまい、書き手がタイトルとは反対の意味合いで話題を取り上げても、タイトルの印象に引っ張られて正確に内容を理解されない場合もある。
情報媒体が現在のように氾濫する以前では、こういった読み手の意識が最初にどこへ向かうのかという課題はすべて媒体(新聞や書籍)を製作する"職人"にゆだねられており、書き手が直接的に自身の情報の視覚・意識的デザインに関わることは技術的制約もあり、なかなか難しかったと思う。
しかし現在では、媒体の多様性と技術の向上により、情報と媒体デザインの分離が可能となり、比較的たやすく書き手も他者が製作した優れた視覚デザインを自身の情報に適用・改変することが出来るようになった。
なので今後の流れとして、書き手の意図と情報の視覚的配置のギャップを上手にうまく埋めるような技術がどんどん増えていくと思う。
たぶん、AjaxとかCSSの隆盛もその流れじゃないかなぁ…。

*1:ワザと書き手が狙ってそうする場合もあるが