ファック・ファック文芸部

打ち震えるほど起立し、脈動しているその獣じみたモノを地井武夫はあかベコに突き立てた。
「モウぉ〜〜〜!!」
あかベコが悲痛な叫びをあげながらも、口からは止めどなくヨダレをたらし続ける様子をスタッフたちは静かに見つめていた。
ちい散歩グラミー賞を獲る1年前の出来事である。