コマーシャルのサブマリン化

これは以前から指摘されてきた問題なんだけど、最近とみに広告を広告として意識させない動きがどうも顕著になってきていて、CMのドラマ化、雑誌広告と連載記事のコラボや告知や宣伝を番組の流れに載せるなどの広告を意識させない手法のバリエーションが特に最近増したような気がする。アメリカだかどっかでは仕掛け人が商品をそれとなくターゲットにアピールするというドッキリみたいな方法も採られているという。
でも、こーゆー消費者の無意識に刷り込むというのはどーも、自由意志契約という意義に反しているようでこころいい方法とは思えない。てか、気に食わない。あくまで商品やサービスを選択するのは消費者自身にあるというルールを逸脱させ、無意識に訴えかけて「なんとなく」商品を手にとらせる今の手法というのは言い換えれば消費者から選択権を暗黙的に取り上げる行為ではないかなぁ と思う。
でも、どんどん広告とバレない広告とかが考え出されるんだろうなぁ。
あー、やだヤダ。
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