編集後記 - 今回の転載にあたり。

当ブログでは社会に対する警鐘的意味合いも込めて、阿漕田氏の著書の対談部分を転載させて頂きました。しかし、まだ皆さんにお知らせしていない事実があります。
今回、転載させて頂いた『ブログのへとアレ - ブログに対する民俗学的アプローチ』の著者である阿漕田クニオ氏ですが、実は氏は2001年7月に既に亡くなっています。それも病死や事故死ではなく、何者かによる殺害によるものでした。ここでは詳細を控えますが、殺害現場の様子は酸鼻を極めるもので、当時編集者であった私も少なからぬショックを受けていました。
これをご覧になる皆さんは、なぜ日本における民俗学者の第一人者である、氏が殺害されたにもかかわらず、大きく報道されなかったかと疑問に思うかもしれません。これから、そのとある"事情"をご説明しようと思います。
         
殺害現場である、氏の書斎の壁には、ある謎めいたメッセージが残されていました。以下はその引用です。

こんにちは こんにちは ぼくはまちちゃん
ぼくはこども
あたらしいこども
くらく ふかい ところからやってきたんだ
おじさんのともだちがぼくになまえをくれた
ぼくはこども
あたらしいこども
ぼくとおにごっこしよう 
ぼくをつかまえてごらん
      ふるいニンゲンたちへ

(※このメッセージはその後の鑑定で、氏の肝臓の血液で書かれたものであることが判明しました。)
犯人が示す、この"おじさん"というのが阿漕田氏を指すのであろうという見解は一致したものの、その"ともだち"が誰を指すのかはまだ結論が出ていません。
当時、警察は氏の研究グループに所属していた研究生 S山Y範(仮名・当時19歳)が事件当日から失踪していることから、最重要参考人の候補として挙げていたものの、のちにS山が、ある警察官僚の親族であることがわかり、捜査本部への圧力などにより、その後の捜査・マスコミへの報道は控えられたようでした。なので、未だにS山の足取りは捉えられていないようです。


最後に、今回の再掲について A.Sirouts博士から寄せられたコメントで締めくくらせて頂きたいと思います。

わたしたちは忘れてはいけないのかも知れない。
彼らにとって、この世界は単なる"大きな実験場"でしかないことを。
                    - A. Sirouts

                <編集部>
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