自動ドアの狭い隙間から腕を抜き、そのままズボンのポケットを探るが、無線の硬い感触は無い。どうやら、午前中に巡回したビルから帰ってきたとき、事務所に忘れてしまったようだ。また、戒告を受ける羽目になるなと毒づきながら、携帯を取り出す。しかし、…
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